ご報告と感謝とお詫び

震災から1ヶ月たちました。

いまも、宮城県仙台市におります。




今回の大震災では色々な方から、メール、コメントをいただきました。

ありがとうございました。

支援物資を送る旨のメールもありがとうございました。


実は地震後、ブログをアップしたのですが、アップ後すぐ変わる現状・現実ナドナドがあり、その時言葉を書いた時の気持ちと今の気持ちとのずれがひどく、すぐ消してしまいました。

あと…、キンキさんの事を書くブログで、自分のことばかり書いているから、っていうのも消す理由だったりしたのですが。




まず、こちらの現状ですが、ライフライン等は7日の本震並みの余震で完全にストップしましたが、また復活しました(仙台市内の一部)。

仙台市でもまだガス、水道、出ていないところはたくさんあります。



物資ですが、ガソリン、灯油等につきましてはかなり安定供給化されてきました。

食べ物に関しても、生鮮食品を置くスーパーが目立っています。

現在、売り切れ続出なのは、転倒防止用品、乾電池単1・単2、水、携帯ラジオ、懐中電灯、ガソリン携行缶、ポリタンク、ティッシュ、おむつ、ミルク、ガスボンベ、火を通さないでも食べられるもの…でしょうかね。


震災後、ガソリンが安定供給されるようになってからは、こちらでも買い控えをしていたのですが、頻発する余震に、準備される方も多くなって、こういった結果になっているものと思われます。





何度も言いたいんですが、本当にありがとうございます。



被災地で生きているものとしてはやっぱり復興したいし、未来へ向けて愚痴なんて言いたくないです。

義捐金を送ってくれる人、救援物資を送ってくれる人、応援に来てくれるボランティアの人、自衛隊の方、節電を頑張ってくださっている方、本当にお世話になっている多くの人に「宮城は頑張るよ」って言っていたい。



そんな感謝の思いは常にあるんです。

最近は、他県ナンバーの車が多くなり、本当に全国各地からたくさんの方が来てくださっているんだなということを、実感しております。

本当にありがとうです。



でも、

探していた親しい人の死を知り、お世話になっている方の家が何件も流されたことを知り、震災ストレスで7カ月で死産してしまったお友達から涙ながらに電話が来たりします。

頻発する余震で何度も片付けた家は一瞬で元通りになり、家の亀裂は深くなり、またすべてのライフラインがストップします。

原発と頻発する余震で苦しむ福島の現状をニュースで見ると、こちらも被災地であることに変わりはありませんが、ひどく辛いです。



いろんな人にありがとうと言いたい。



のに、その矢先に気持ちが折れそうになることが山ほどあります。




震災から一カ月。

毎日毎日、違います。

得られる情報も、状況も、違います。







でも、まだ、あのときから止まったまま。

沿岸部はまさにそうです。



こちらは、はっきりいって、疲弊してる人ばかりです。

今を生きる、から、これからを生きる、という問題へシフトチェンジしているので、生活面での不安も出始めています。


でも、みんな、気持ち押し殺して、笑顔で頑張ってます。

静かに耐えながら、投げ出したいし、逃げ出したいけど、慰めあいながら、生きて、動いてます。





でも、被災地だけでなく、日本各地の人も疲れてるんですよね。

1000年に一度の大惨事だものね。





と、いうわけで、多分、今後も落ち着かない状態が続くと思います。

地震や地域の情報を得るためにニュースとかしかみてないし、堂本兄弟を見る気分にも、ラジオを聴く気分にもなれてません。

だから、当面、このキンキさんのことなどを書くブログはお休みをしようと思います。



ツイッターは再開しましたが、ほとんどが被災地の連絡手段、情報提供のための活用のため、今のところキンキさん情報で使用することもありません。



ごめんなさい。



いつかキンキさんのところに、戻れる日が来るといいな、そう思います。




本当に、救援物資送ってくれるというメールはありがたかったです。

そして本当にコメント、メール、電話、ありがとうございました。



何か恩返しができるその日まで、また。