薔薇のなまえ

こんにちは。


立春を迎えたのにもかかわらず寒い日が続いております。



久しぶりに職場に行ったら、先輩方がお昼にアルコールの入っていないたまご酒を作ってくれまして、

じんわり心まで温かくなりました。



そして職場には、新しいバラが届いておりました。



名前は「オフィーリア」といいます。

シェイクスピアがお好きな方はお気づきかもしれませんが、ハムレットの恋人で悲劇の死を遂げる彼女の名にちなんだバラです。

今は剪定された状態で枝だけなので、いつか花が咲いたら載せたいと思います。

アプリコット色の上品な色は、まさしくオフィーリアの可憐ながらも上品な感じをあらわしていると思います。



いつも思うのですが、バラに名前をつける方ってどんな想いでつけているのか一度じっくり伺ってみたいなあ。




わたしの中のオフィーリアといえば、ジョン・エヴァレット・ミレイの描いたオフィーリアでして、

2年前に東京の「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開かれたジョン・エヴァレット・ミレイ展に行った時は、感銘を受けました。



絵にももちろんなんですが、どなたかが、スタッフの方に絵についての説明を聞いていらっしゃいまして、

そのときたくさんの方がそのスタッフさんの周りにいて会話を盗み聞きしていらして(私もそのひとり)、

そのスタッフの方が面白いくらい生き生きオフィーリアの死の描写について語るので、ミレイ展に対する関係者の方の意気込みにも感動したといいますか…。



とにかく面白かったです。



オフィーリアに関しての説明で、
「この絵を描くときに、ミレイは臨場感を出すためバスタブの中に水をはり、そこにモデルさんを入れて何時間も同じポーズをとらせた」
そうで、
「モデルさん風邪引いちゃって、喧嘩になっちゃったんですよ」
とおっしゃっておられました。


モデルにはなりたくないなあ…。


で、前々から気になっていたオフィーリアの背景に咲く花は、
「サリー州ホッグスミル川沿いで描かれたもので、ミレイの目にうつる本当の景色だったんですよ」
ということで、職業柄、そちらにも興味津々でした。イギリス行きたい!


この一枚に描かれている死と、背景の植物の生のミスマッチさが、面白い作品です。

色彩感覚もさることながら、死してなお恍惚とした表情を描くって、素敵。



チラシに写っているのがオフィーリアです。


私が行った時は入館者が物凄く、いまだ残るミレイの人気を体で感じてきました。

また展示会をして欲しいです。




さてあしたは、KREVAさまオーラス。

昔のライブで下半身がショッキングピンクのパンツに、上半身が裸にスケスケのベストという出で立ちで出てきて、

「ぎゃー!ヘンタイ!」と思ったなあ。でも嬉しかったです(わたしもヘンタイですから)。



それで悪い顔でにやつきながら歌うものですから、もうたまらんですたい!というわけでした。





いや、曲聴きに言ってるんですけどね。





でも卑猥で悪い顔の男の人は大好物です。





あー、楽しみすぎます!!酔ってきます!!スライのこともクレバのことも書きたいなあ!