帰省先のおもひで そのいち 「パパとりゅう君」
全くの日常ごとなのですが、あまりにも可愛かったので書いてしまいます。
先日、主人の祖母の一周忌で主人の実家に帰っておりました。
法事を終えて、主人の実家から近くのホームセンターに行ったときのことです。
どうしても「ボールド香り長続きジェル フローラルシャワーの香り」(日比谷花壇とのコラボ商品なのです!)が欲しくて、
近くのホームセンターに出向いたときのお話。
自分が住んでるところの近くのドラッグストアには、粉しか売ってなくって…(私ジェル派なもので)、
主人の実家近辺には売っているかなあと思ったのでございます。
そして売り場に到着し、工具・木材売り場に行く主人とは逆に、洗剤売り場へ行く私。
残念ながら、そのホームセンターにもおいていなくて、「ああ、このホームセンターにもないなあ…」と
がっくりうなだれる液体洗剤・柔軟剤マニアの私の後方下部から、聞こえてくる可愛い声。
聞くつもりはなかったのですが、耳に入ってくる会話はそれはそれは可愛かったのです。
「ねえねえ」
『なーに?どうしたの?』
「ぱぱ、ぱぱ」
『うん、どうしたの?』
「ぱぱ、ぱぱ」
『どうしたの?りゅう』
「ぱぱ、おともだちになって」
『ええー?…ぱぱはー、りゅうのパパだからお友達になれないよ?』
「やだ…!やだぁー!お と も だ ち に な っ て !!」
『なんでー?』
「だっておともだちになったら、りゅうとまいにちあそんでくれるでしょ?
まいにちあえるでしょ?だからおともだちになって!!!!!」
かっ
かっ
かっ
かっ
かわいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!
ああ、泣きそう!
何度でもいわせていただきますが、かわいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!
もしかしたら、ぱぱサンは単身赴任でもされているんだろうか…
こんな可愛いこといわれたら、ぱぱサンたまらないだろうな…
なんて思いつつ、
ちょっといじけ口調で、「おともだちになって!」と訴えるりゅう君をどうしても見たくなって、
ニヤニヤしている顔を必死で隠しながら、後ろの棚を見る風に(ちょっと後ろめたい)チラッとを見たら…
ちっこいお顔を赤くして、くりくりお目目をうるうるさせちゃって、「ぱぱ!ぱぱ!」甘えるりゅう君。
ハフン♪
そしてそんなちっこいお殿様をデレッデッレーな顔で、抱き上げるぱぱ。
そんな二人を見て自分ではわからないけど相当だらしない顔でにやけていたであろうわたし。
目が合ってしまいました。気まずい。
ぱぱのデレはわかりますが、わたしのデレはぱぱから見たら気持ち悪いことこの上なかったでしょう。
でも、ぱぱさんは軽く会釈してくれたので、「可愛いですね」を言い逃げしてきました。
「ありがとうございます」というデレぱぱも可愛かったです。
私もお友達になりたいです。嘘です。
今はお仕事事情も厳しいから、色々なご事情で自分のお子さんとはなれて生活しなくてはいけない人もたくさんいて、
その人だってもちろん自分の子供に逢いたいのを我慢して必死に家族のために働いているのはもちろんわかるのですが、
その裏で子供だってこうやって必死で我慢しているんだなあって思うと、なんかとっても切なくもあり、愛おしくもあります。
他の方の子供なのにこういうことを思うのはおかしいのかな…。
自分の父親も忙しく、中学まで父親の存在自体が希薄な家だったのですが、その分歳の離れた兄妹が、
私の若い父母代わりでいてくれたからとてものびのびと育たせてもらったのですが、今は結構ひとりっこが
ふえているから、お父さんいないだけでも凄く寂しいんじゃないかなーなんて考えてしまいます。
いつか私たちの間にもお子が誕生したら、私の主人にもああやって甘えてくれるのかな。
うちのだんなもパパになれるのかな。
あー父子っていいなー。
母子とは違った優しさやあたたかさがあって、男同士の絆みたいなのもあって。
あー素敵な父子だったなあ。と思った素敵な休日の話でした。
なんかまとまってないんですが、可愛い父子が好きです、ということでまとめてみます。
おわり。
なかなか他の方のブログをゆっくり拝見できない毎日だなあ…。
春は忙しいですね…。