奈良かわいい
今奈良に住んでいる高校時代からの親友が、お子を出産(確か前のブログにものせましたが)したということで、
お祝い右手に、愛を左手に、逢いに行ってきました!
人の赤ちゃんの写真を取りすぎたぜベイベ!
いつものように長いです。
(※友人からは一応掲載許可はいただいたのですが、色々と考えた結果、写真の一部と名前は隠しました)
途中、同じく高校の親友と合流。
なんか食べるものを買っていこうということで、母乳に響かないおやつ(豆乳クリームのケーキにしました)を
購入し、友達の家へ。
出産した友達Sちゃんとは一昨年の彼女の結婚式以来。
一緒に行く友達Cちゃんとも結婚式以来で、ちゃんと話せるかなあードキドキ(極度の人見知り体質)と思っていたら、
全くブランクを感じさせず、「おー!かいこー!」「おー!C!」「ほないきまひょかー」みたいないつもの流れでした。
高校や中学の時の友達にあうと、その頃の空気に一瞬で戻りますよね。
これは電話をしていても感じるのですが、いまだに会ったり電話のやりとりをする小中同じの友達や、小中高まで同じの
友達だと、電話で話している内容が成長しているようでしてない感じ、というのか…
「結局人間ってあんまり変わらないんですね」という感じなのでしょうかね。
その友達とも、普通に会話して。
最近どおー?から始まり、彼女の家に行くまで恋の話で盛り上がりました。
昔はCちゃんともいろんな恋の話をしたのですが、まわりが結婚し始めると常に夫か子供の話になりますから、
なんていうか時々胸キュンな甘酸っぱい恋の話のひとつやふたつみっつやよっつも聞きたくなるんですよ私。
だから職場の後輩ちゃんの恋愛の話とか好きすぎるのです(もうこういうこと言う時点で歳なんだろうな…)。
聞いていて、「ほーかほーか!可愛いな!ヲイ!」となるのです。
決して恋愛体質ではないのですが、なぜか恋愛相談を持ちかけられやすいタイプなんですよね…なぜに?
あんまり経験ないから、おどろおどろしいのにはどう答えていいのかわからなくなるときもあるんですがね。
Cちゃんも海あり谷あり……違う違う、山あり谷ありなようで。
「かいこみたく、普通の経済力の男の人と普通の幸せをつかみたいわー」と褒められてるんだか?となるようなご意見をいただき、
ふたりして、「昔はもっと結婚に夢があったよねー…」としみじみしておりました。
しみじみ話しながらも友達の上手な運転で無事奈良の友達の家に着き、久しぶりに会う友達は少し細くなっていて。
でも、お母さん!という感じを感じさせず、やっぱり空気感は昔のままで、「おう!かいこ!C!」といつものようにかっこよかったです。
私ら3人の出会いは、高校の入学式。私の前がSちゃん、後ろがCちゃん。
Sはサバサバ男前な女の子。Cはアネゴ肌の気配りさん。私は臆病マイペース。
みんなが不思議がるような友達関係。部活もSがバスケ部、Cがハンドボール部、私がバドミントンとブラスバンド部の掛け持ち。
てんでばらばらなのですが、妙に性格が合ったまま今日に至ります。
離れていても、時折集まれるっていう貴重な友人です。
そしてSちゃんのおうちで赤ちゃんとご対面!!
ふにゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちっちゃああああああああーーー!!!!!!!!!
かわいいいいいい!!!!!!←帰省してこれしか言ってないような気がします…
名前は、Hちゃん。
Hたんの名前はSちゃんが名づけたそうで、画数も凄く勉強したって言ってました!
そんなに一生懸命考えられた名前を貰ってよかったね、Hたん☆
そして、「さいしょにかいこ、あんた抱き!」とほのたんをあずけてくれたSちゃん。
恐る恐る抱くと、あくびをして、目をパチパチ。みるくのにおい。あつい体温。だんだんとしびれる腕。
すべてが、たまらん……たまらんぜよーーーーーーー!!!!!!
かわいいぜよ!!!!!!!!!!
ところがかわいいHたんは便秘気味。
Sちゃんは「わたしがマッサージしてもあかんねん」と言います。
私の小学生の甥っ子も生まれた当所は便秘で悩んでいたのですが、なぜか私がお尻をマッサージすると便りが来るんですよね。
その話をすると、「多分あかんと思うけどためしにやってみて」といわれたので、「こないでしょー」といいながらマッサージをしたら、
なんと便りが届きまして。
私の手の上に。
ふたりはおなかを抱えて、わたしは手の上にのせて、「なんの冗談やの!」「ゴッドハンド!」と笑い、
Sちゃんはヒーヒー言いながら、「また便秘になったら頼むね」と洗面所を貸してくれました。
貴重すぎる初体験でした。びっくりしたー。
(甥っ子の時は、マッサージすると踏ん張り顔をするのですぐオムツをはかせていたのです)
それからCちゃんがミルクをあげて。
飲み方も相当可愛いのです!
もちろん途中で母乳もあげていました(何時間いたんだという話)。
飲み方もかわいいのですが、(この写真は載せてもいいかな…?ということで…)
みみ。
あし。
ふきゃーーーーーーーー!!!!!!!!!かわゆいかわゆい!!!!!
普段出さないような声で「Hたん☆Hたん☆」言いながら写真をパチパチする私に、
「人の子供でこれやから、あんたオカンになったらパー子やな」「Yくんペーやな」
と、苦笑する二人。そうねーと話す私。
なかなかコウノトリの来ない私に、Sちゃんは生々しい指南までしてくださったのですが、R指定だから割愛。
そんなこんなで、盛り上がっていったころ、Hたんはおねむに。
Hたんが寝てからは、ごくまじめな話をしてきました。
いま、Sちゃんは産休中なのですが、育休も取る予定です。
実際は産休開けすぐ働きたかったのですが、預けられる保育所が無くHたんは待機児童なのだそうです。
育休を取らないでいたい理由は経済的な部分。
育てていく分の余裕はあっても、何か起こったときのための蓄えが無いのは、先行きの見えない今の情勢下では、
かなりぼんやりとした不安になって、影のようにつきまとうんじゃないかと思います。
Sちゃんだけじゃなく、他にも多くの人がそう思っているかもしれません。
婚活中のCちゃんはCちゃんで、結婚に踏み切る男性が少ないのが悩み。
「頭の中ではわかっていても、はっきりと、俺は二人でいてもいつでも自立できる女でいて欲しいといわれるとなんだかね」と。
そうだよね…結婚してからも共働きで頑張っていこうとは思っていても、ハナからそういわれると考えます。
「それだとさ、一人で生きていくことと変わりないのかなって思うわ。結婚てなんやろ…うちのおかんとおとん
みたいなんと思ってたのに」
Cちゃんも、ひとりで生きていくことを選んでもいいけど、「妙な不安は残るねん…」と。
隣の芝は青く見えるというけれど、その青だって自分の目にフィルターがかかってるのかもしれないし、
家主がペンキで塗って青く見せてるのかもしれない。
他の人が幸せそうに見えても真実なんてどれが本当か外から見ているだけじゃわかりっこない。
でも、みんなそれぞれがそれぞれの土俵で必死でしこを踏んで戦っていることはわかる。
生きることを選択して、生むことを選択して、今を作っていて。
それでも、みんな諦めないでいるんだから。
「まあ、いろいろな今だけど、愚痴っても何もはじまらんしね」
「誰も見てへんけど、おてんとさんが見ていてくれるしね」
「諦めないよー!」
そう。
いつも私たち3人はこうやって集まっては色々話すけど、最終的には、
「ぼちぼちいこか」
なのです。
そしていつもCちゃんが、
「高校の教室にはってあった、目標まだ覚えてる?あれやな、あれこそ人生」
「しょっちゅう言ってるじゃん…勇気、希望、正義でしょ」
「そやね、そやな」
思い出しては繰り返し、忘れては思い出す1年8組のスローガン。
いつもそうして、誰かが辛いときはそうやって、誰を励ますでもなく必ずその言葉を言って、
「また逢おうねー」
そんなだから時々会うだけなのに続くのかもしれないです。
今度は全員の家を回ってホームパーティーしようね!と言って彼女の家を後にしました。
帰り、「またみんな寂しくなってすぐ逢うんだろうね」
それも必ず言う口癖。
それを言っても、会うのは2年にも3年にも先になるかもしれない。
でも、会ったらまるで昨日も会ったかのように、「おう!」と言われるんだろうなぁ。
ということで、奈良はかわいいです!←文脈を考えない締め
皆さん、おいでませ奈良!