5/14 世界遺産劇場 剛さんの石舞台ライブ その3
お次の歌です(セットリスト順です)。
かなーり、遅いペースで申し訳ありません。
「歴史」
紫さんのアルバムの曲の順序、はじめから聴いていて、なんていえばいいんだろ…音の流れを凄く大事にしてはるのではないじゃろか?ぽへー。と思って聴いているのです。
が、その分岐点が歴史なんじゃないかと一人勝手に思っている次第でございます。
紫さんアルバムの感想は2月頃からふところでずっとあたためていて、もう信長様の足もとにお出ししてもいいのではないかというくらいぽかぽかなのです。
実は、剛さん石舞台の前につよしさん関係の曲を聴いたあとの、私の心の中のあれやこれやそれやどれやどやさどやさを、これでもかと書き綴りたかったのですが偏頭痛と仕事の忙しさに負けて「マーガレットコミックの感想を書く」という日常になってしまいました。
だもんで歴史のことについてちょっとだけ書かせていただくと、はじめアルバムで聴いたときは音の流れが歴史から変わって聴こえたというか…、これを友達に話してもわかってくれないのですが、うーん…。
その前の何曲かよりもズシィーと重い…いや、重さの質が違うといえばいいのですかね…?
なんていえばいいのかな…仏壇のような重さ(?)…仏壇ってそのものの重さもあるけれど、黒檀の風合いとかも加わって目で見ただけでも「重そう」とわかるというか…だから、中身の音ももちろん重いけど見える音も重みがあるっていうか…めっちゃくちゃわかりにくい!!けど、私にはなぜかそう聴こえたのでございます。
凄く音は綺麗なのに重みがあるのです…。
全体を通してのことは最後に書きますんでここでは割愛しますが、このお歌を聴いて寒くてよかったと思ったんですよ☆←多分誰も共感できないだろう…ぶるぶる…
で、生歴史はびっくりするくらいストーン!てきて、重いのがズッシーンじゃなくって、ストーン!で、凄!と思ったんです。
…軽いわけじゃないんですけど、ストーン!(言いすぎ)
心がつぶれるくらい重いとかじゃなく、例えば心にいびつな隙間があったとしたらそこにちょうど同じ形の仏壇(?)がストーン!と入ってくる感じです。
優しいけど重みがあるっていうか…。
バックの音は、ピアノだけではなくバンドの音も入っていて、このアレンジはこのアレンジで好きです。もちろんピアノだけのも好きですが。
ステージの照明は、確か青と赤(ピンクかな?)。
で、曲中の「赤い糸」のようにすーっと、赤い光の筋が空に放たれて雲間に消えてました。
「空が泣くから」
「CDと違う」が率直な感想です。
アレンジしてるといったほうがいいのか、アレンジを抜いたといったほうがいいのか…。
凄く剛さんの声とマッチしているアレンジで、幾何学的な音が一切無く、すうっと耳に入ってきました。
時折入るドラの音、剛さんの声とは対極なんですけど見事にマッチするんですよね。
わかりやすくいえば、今回の雰囲気に合わせて新しい曲を作ってきたのかな?と思うくらいオリジナルと違うように感じたんです。
違うのは当たり前なのですが…、CDで拝聴した時はガツガツ、ドシドシ来る感じに聴こえて…黒い紫で…、でも生がじぇんじぇん違って…。
優しいんですが砂で心を撫でられている感じでした。
この曲のときは、剛さんをずーっと見ていたような気がします。目が離せなかったとです。
白い光のステージだったような気がしますが、あまり覚えていません…すみません。
白い光の光線は何回か空に向けて大きく動きながら放たれていました。
「ソメイヨシノ」
これは初めの出だしの迫力、背筋がザッワーーーーーーとしました。
驚愕。迫力ありすぎ。
迫力っていっても、怖いとかそういったのではなく、グワァーーーーと押されていく感じです。そして引き戻される。
静かなアレンジなのに、恐ろしいくらいの力です。アレンジでいくと個人的にはこのソメイヨシノとっても好きです。
CDで聴いたとき、桜の枝折れてしまうんじゃないのって感じるくらいの繊細さだったのですが、もう、生で聴いたらは見事な大木っていう感じで、どっしり安定した重厚感のあるお声でした。
聴いてほしいじゃなくて、届けたいのかな?と思っちゃうようなお声でした。
この時ステージまわりの樹木が赤にピンクとオレンジを重ねたようななんともいえない色にライトアップされていて、まるで夜桜を見ているようでした。
この曲の時は、何回も空を見上げました。
空はこの曲のはじまりと終わりで見事に変化していて、ソメイヨシノを歌いはじめたときは分厚いはずだった雲が曲の途中からきれはじめて、切れはじめた雲の隙間から、まだ弱い光のお星様がきらきらして、飛行機がきらきらして、光に照らされた塵?虫?がきらきらして、それはそれは幻想的で素晴らしかったです。
あまりにも綺麗な景色と、力強い声に、何度もここにいるっていう素晴らしさを感じました。
本物のソメイヨシノは若木から素敵な花を咲かせてくれて、大人になるのが早い桜です。
そして樹齢がすすむにつれ見事な桜を届けてくれます。
これから10年、20年、30年たったら、剛さんはどんなソメイヨシノを聴かせてくれるのか非常に楽しみです。
ソメイヨシノは、剛さんが年齢を重ねていくたびに聴きたい曲です。
MCまで書きたかったのですが、今日は時間が無くってこの辺で…。KREVA好きの友達が来ているので、KREVAのためにパソコンを貸すので…(わたしはどヤ☆)。
更新遅くてすみません…。