たしかなこと

わたくしごとです。


盛大な結婚式に参加してきましたイン京都〜☆☆☆

大学の仲間の中でも1、2を争うくらい先輩、同学年、後輩の女性、熟女から引っ張りだこだった男前くんがついに結婚。

当時からの武勇伝を知る仲間と教授はあわせて11人披露宴におよばれし、立派に新郎を勤める彼をニヤニヤしながら見ていました。

いや、ほんとあの子が結婚…「男は30までは自分に投資するんだぜ」なんて言っていたあの子が…ニヤニヤ。



途中「ちょっとここで休憩を挟みますので皆様は控え室にどうぞ」といわれるくらい、午後13時から午後19時までという6時間に及ぶ盛大な華燭の宴でした。

「京都ではこれが普通だよ」といわれて、「そげな!」となりましたが本当にそうなんでしょうかね…すごいな京都(いや、京都生まれなんですけど…)。

ケーキも素敵でした☆


写真は友達ばっかりのになっちゃうので掲載は控えますが、とても素晴らしかったです。


控え室では大学の仲間とのプチ同窓会みたいになっちゃって、久しぶりに会う友達からは体系のことだったり、訛りのことだったり色々言われましたが、体系に関しては、お互い何もいえないよね☆みたいな感じで丸くおさめました。

訛りに関しては、東北訛りの京言葉は気持ち悪いみたいで「なんかさむいぼでるわ」「でも嫌いじゃないけどね」と言われました。自分ではわからないのですが、多分相当訛っているんでしょうねー。へへ。


今回は私とだんなで出席。私と主人は大学の同級生なんです。そして彼はだんなと一番仲の良い親友。当時から二人でよくつるんでいまして、今でも本当に仲が良いです。

そんなこんなで友人代表スピーチを頼まれた主人は「えー!やだ俺そんなん出来ない!」と言っていましたが、色々な方の後押しもあり彼の門出を祝うはなむけの言葉を送る大役を仰せつかる事になりました。

いつ考えていたのかはわからないけど、大学の時の思い出から喋りはじめるだんな君。私が全く知らない二人の間のことを話していて(一時期一緒に住んでいたんです)、男同士の友情っていいもんだなあ、と思いました。

だんなのスピーチが終わった時、彼からアンサースピーチと言うのがあり。スピーチをしてくれた友人に新郎(もしくは新婦)から、ありがとうの意味をこめたスピーチを送るというものらしいです。

彼からは、だんな君に「恋愛相談をした時いわれたYの一言、いつも心にあるはずなのに忘れやすいことだから今でも時々かみ締めてます」とアンサー。

周囲の友人から「なになにー?」と言われていましたが、だんな君は全く覚えていないらしく、それを「何であいつ覚えてんねん…なんやねん」とブツブツ呟いていました。

後で彼のほうから、何を言ったのかこそっと教えてくれました。

奥さんとの結婚、これからずっと一緒にいるということに悩んでいる時に「好きやから一緒におるんちゃうん?嫌いやったらとっくに別れとるやろ?何でそんな単純なことで悩んでんの?」ということをいわれて、それで結婚を決めたらしいです…。ほおー…。へえー…。

普段そういったところを私には見せないので、そういうことも言えるんだー…と思いました。男同士の友情は奥が深いなあ。



そしてセッションしましたー。


1曲目は「ロンドンデリーの歌」☆

2曲目の彼に贈る曲はスカコア好きの彼が敬愛するKEMURIのPMAという曲。私の青春スカバンドです。

「PMA=Positive Mental Attitude」で、日本語訳すると「肯定的精神姿勢」という意味。

結婚は色々あってくじけそうになることもあるけど、ずっとこのPMA精神が大事だと思ってる「チーム既婚者」からハナムケの歌です。



お嫁さんのお父さんは、この日のために練習してきた「斎藤和義さんのウェディングソング」を歌って、会場内が大号泣です。

「その人を選んだ人生が今はじまる だれもしあわせしかいらないだろう それだけを祈るだろう」

父が歌うと何でこんなにもグッとくるんでしょうか…ハンカチ何枚あってもたりないな…と思うくらい久しぶりにベロベロに泣いてしまいました…涙腺弱くなったなあ…私。






二次会ではまた多くの同窓生と会ってそれこそ同窓会でした。

ほとんどの人は私たちが結婚した時、披露宴に来たり二次会に来てくれたメンバーだったのでとても楽しかったです。

いろいろ話して…飲んで…喚いて…叫んで…動物園のようでした。

二次会では、パンクでおなじみHi-STANDARDの「はじめてのチュウ」をセッション。

そのあとは、友達たちがこっそりつくっていた来れなかった人たちからの「おめでとう」を詰め込んだDVDを小田さんの「たしかなこと」をBGMにして流しました。






たしかなことを聴きながら、沢山言われた「ベイビはまだ?」。

私より後に結婚した人もママやパパになっていて、先輩お母さんお父さんから「なにしとんねん」と叱咤激励の嵐でした☆


「ライブ行く暇あったらお子のこと考えたら?」


考えていないことはなく、どちらかと言うと考えすぎの私たち。ベイベ欲しくないわけではないんです。


去年の夏フェスのあたりでも兆候があり、でもだんなさんには落ち着くまで言えないなあと思って、フェスには行ったけどテントサイトから観覧。

その後ベイベは駄目だったことがわかったんで(フェスに行った行かないじゃなく駄目だったということです)、言わなくてよかったーと思いました。

その…何回もこういうことがあると、「妊娠したかも」と伝える頃合っていうのが全くつかめなくなるんです。

ぬか喜びさせたくは無いよね!って、ぬか喜びは私だけでいいよね!みたいな…。


まあ、私らも色々ありまして、話すと長くなるので割愛しますが、今はそういう時期でそういうことを沢山勉強する時期、ベイベはそれがちゃんと一段落ついてから授かるものなのかなと思っています、本当に。

困難というものは乗り越えられるからふりかかるものなんじゃないかと考えている性質なので(今までもそうだったし)、その時が来たら動く覚悟も止める覚悟もできていて、前向きではいるつもりなんです。








が、

剛さんライブに行って、「人生一度きり」といわれて結構ダメージを受けた部分がありました。

そして今回、たしかなことの歌詞「君のために今何ができるか」を反芻して、ちょっと胸がぎゅっとなりました。




なんていうか、そのー、だんなさんにはその一度きりの人生を幸せに送って欲しいのですよ。

まあ、ぶっちゃけパパになって欲しいんです(凄く子供欲しがっているから…)が、その手助けが出来ていない、君のために今何もできていないということに切腹したくなるときがあって、この間の石舞台MC書きながらとか、最近、ちょっとなんとなく不安定になったりしてました…ぎゃぼー!この私が!なんて、キャラにあわないんであろう!キャッキャ☆


偽善にきこえたら仕方ないのですが、困難が自分に対して降りかかっているもので、それをだんなに背負わせるっていうのが、嫌なんです。

ふたりで困難に立ち向かおうということをしないっていうのではなく、だんなさんを夫と思っていないとかそういうことではなく、だんなを信じてないとか、愛してないとかそういうことでもないんですけど……、自分に原因がある、あるかもしれないことでこれからずっとだんなを悩ませるくらいだったら消えたいというか。

まー、いっそ存在自体忘れ去って欲しい☆そうすれば何も悲しいことなんておきないんだべあー☆と思うことがあります。

すっごい自分勝手な考え方ですね。


…結婚したことに対して責任は感じているし、結婚を祝ってくれた人も悲しませたくない、愛情は勿論あるから別れたくはない、でも、だんなを悩ませたり悲しませたくもない。

裏を返せば自分が悩みたくないだけに思われるかもしれませんが、そう思われても仕方が無いです。そう捉えていただいても結構です…が、もしかするとだんなさんは私以外の人となら子供ができるかもしれない、それであれば別れてもいいと思うこと結構あります、これからのために。

でも、付き合ってきた時間と、かかわりあいの濃さと、話してきただけではないことが沢山あるから、そう簡単にいくほどの関係でもなく。

(これを書いてしまうことで、今必死で治療に専念されている方を傷つけてしまったらどうしよう…もしいらっしゃったらすいません…。私は金銭面の問題とその他諸々を考えて治療は一切していないんです…ごめんなさい。だから今の段階では神のみぞ知る子宝っていう感じです…。)



夫婦ってほんと、なんていうか、めんどくさくて面白いなあと思います。

私にとってだんなさんは光でもあり暗闇でもあり鏡でもあり…大事な存在なんですなあ。


そして、今回結婚した彼もいろんなことを経験していくのでしょうね。


結婚をしていない友達からは、こんな悩みを伝えなくとも「だんながいるだけいいんだからネ!」と体をバシバシ……バシバシバシ!!た、たたき過ぎやん…!と思うくらい叩かれて、ベイベがいる友達からは「みんなあんたのこと思ってるんやからね!」と体をバシバシ……バシバシバシ!!た、たたき過ぎやん…!と思うくらい叩かれて、真っ赤になった二の腕をさすりつつ「なんて幸せな悩みなんだろう」と思いました。



私のコウノトリさんも南国でマイタイ飲んでないで早く来て欲しいものです。あんまり休んでると北京ダックにしちゃうぞ☆

あ、本当に幸せな結婚式でした。旦那はスピーチで恐ろしい噛みっぷりをして楽しかったです。



うーん。

何が書きたかったかわかりませんが、とにかく、生きてます!(何それ!!)

いろんな人から貰う「まだ大丈夫」を何回も魔法のように唱えながら、でも、「どうしたらいいのかな」という矛盾をを引き摺りながら。

喜ばしい記事を一部暗くしちゃってすいません。今回もありがとうのいっぱいつまったことが多くて本当に感謝です。


とりあえず今日も後悔しないように。明日も精一杯生きるんだべあー。

(あ、そこまで暗くなってないです!変な人間なので☆)