キンキキッズが好きだよって言っちゃうよ

元旦に家を出たことのないわたしが(いちどマラソンをしたことはあるが)、東京ドームに行きました。


なぜかというと、キンキキッズが見たかったから。


さかのぼるまでもない、去年の11月。
職場の近くで聞いた有線の曲。
妙に耳に残るニャンニャンした声(表現が下品)に「誰?」となって。

聞くたびに気になって仕方がない。

気になって仕方がないので、最近の音楽事情に詳しい友人に聞いてみる。


その曲はスワンソング


それがキンキキッズとの久しぶりの出会い。



むかしむかし。
当たり前にキンキキッズが好きなときがあって。

LOVELOVEはいつも見てたし、CDやDVDも持っていて。
コンサートに行くほど好きではなかったので行かなかったけど、ふぁんふぁんふぉーえばーのDVDは持っていて結構見ていて。

だけども。

いつからか剛さんが歌うとき横を向いて歌うようになり、ちらちら剛さんを見る光一さんが痛々しく見えて。

ね、がんばるよ。」がものすごく悲しく聞こえるようになって。

それからキンキは見なくなったし聞かなくなりました。


ここで言って置きたいのは、別に剛さんを非難するわけでもなんでもないということです。

私自身が見るのが辛くなったのは私自身の感情であるから、キンキには何にも関係は無いのです。

逆に言えば、私が勝手に「キンキってこうあって欲しい」的なものを期待していたから、そうじゃなくなったとたん離れたんじゃないかとも思うので。

ようはそのときは、そんな状態もひっくるめて好き!っていうくらいじゃなかったんだろう。

そしてずっとファンだった方は、そんなキンキ(どんなキンキ…)もひっくるめて好き!だったんだと思うし。


そんな過去があったので、スワンソングを聞いてびっくりしたのです。

何にびっくりしたかって言うと、声がちがったから。

後で説明しますが、私絶対音感というややこしいオマケがついている耳を持っておりまして、不協和音がすんごく不快に聞こえるんですよ。

スワンソングは、めちゃくちゃ気持ちよかったんですね。


それで、「キンキどうしちゃったの?」と思って、調べ始めました。

いちどはまると飽きるまでとことん突き詰めるAB型気質。

いろんなブログ見て、私がキンキから離れていた空白の月日に、いろんなことがあったことを知りました。

時に目にしたブログでは、お互いのことを痛烈に書いているものもありました。

でもそれは、あくまでも他人の目線。

だから自分なりに納得がしたくて、今までの曲聞いて、テレビ見て、疑問に思ったことブログ書いている方に質問して、周りの人から「なぜいきなりキンキ?」と不思議顔されて、でもめげないで、Jアル聞いて、Kinki you DVDまで買っちゃって、ついでにφDVDまで買っちゃって、だんなと男友達とDVD見て、TVとコンサートの違いにおもいっきりアゴ外れて、男友達は「この二人本物だ」と意味深なDVD感想を残して、FNSのテンションの低さにびっくりして、その後のきたえーるコンサートでTVとのテンションの違いにまた友達とアゴ外れて、コンサートにまた行きたいよって思って、チケット譲ってもらって…

元旦、東京ドーム。

きたえーるで感じた音の気持ちよさとかいろんなものを再確認しに、そして皆さんがファンを続けているキンキの魅力を確認するために、最終的に自分が納得するために元旦にどうしても行きたかったのです。

いや、ぶっちゃけるとですね。

きたえーるでのことは何かキ○でぶっとんじゃってですね。ちゃんとコンサート見たかったんですよ(だからといってキ●がダメだったというわけじゃないっす。仲良しっていいね。)。

元旦が光一さんの誕生日って言うこともつい最近まで知らなかった私って失礼じゃないかな(失礼だよ)、大丈夫かな、ちゃんとのれるかな、ファンの皆さんと同じくはしゃげるかな、って終始どきどきしてました。

ヒトリは心細かったので、だんなも連れていきました。

開演までの間緊張して吐きそうでどうしようもなかったけど、開演して立ったら…


感動と笑いの三時間半(安いドラマの呼び込み見たい)でした。


こんな演出にこだわっているライブは見たことがなかったし、ペンライトやうちわの溢れるコンサートも初めてだし、MC長いし(だんなが57分立ちんぼって卒業式以来と言っていた)。

キンキの2人もふくめ、会場全体にうそじゃない笑顔が溢れてて、とってもあったかくなりました。
お2人のとってもいい雰囲気(まぁ、きたえーるで両目に焼き付けたけれども)に自分のことのようにうれしくなり、ファンの方の一挙一動がおもしろくて、歌声が異常に気持ちよかったです。

そして、あのころの二人じゃないんだけど、なにも変わってないんだなって妙に納得して、ずっとキンキファンの人たちの想いがわかった気がします。


なかでも一番びっくりしたのは、歌が寄り添ってるというか、支えあってる感じでびっくり!

先程も申しましたが、絶対音感があるわたし。

どー考えても不協和音ていうのが耳にざわつくことがあります。
お互いに我が強すぎたり、わざとあわせないように歌っているのはすぐわかってしまうんです。
で、そういった不協和音のグループってわりとすぐ解散するんです。

キンキさんね、光一さんが音出づらそうなときとか、剛さんがホントにわかるかわかんないかって言うくらいの瞬時で発声?を変えるんですよ。

それがね、めちゃくちゃ気持ちいいんです(変態)。

逆に剛さんが音出てるときに、光一さんの音の伸びが上がるんですよ。

すんごいですよ。すっごい快感でした(変態)。

剛さんの声は光一さんの声で変化し、光一さんは剛さんの声についていって変化するって感じです。

意味わからないと思いますが、お互いが、お互いなんです。

まぁ、個人的感想なんで…。


で、納得しました。



わたしはキンキキッズが好きです。



で、いてもたってもいられず、オーラスにも参戦することにしました。

オーラスは私一人だけだから、心細いけど周りに何万という同じ気持ちのファンの皆さんがいてくれるから、嬉しいです。

キンキがすきということを記念して、いつまで続くかわからないこのブログを書こうかと思います。


色々ととんでもないことを書いてしまうと思いますが、ひとつよろしくおねがいします。